最近の(と言うより、めちゃくちゃ古くはない)ブルーグラス曲の、個人的ベスト5です。
ブーグラスは大好きなのですが、日本ではマイナーですよね。
楽器も、バンジョーを扱っているお店は全然見かけません。
絶対、このジャンルが好きな人はたくさん居ると思うのですが……。
1. You Shook Me All Night Long
Steeve’n’seagalsによるカヴァー曲。
原曲はAC/DC。
仲の良い夫婦だかカップルだかが、仲良く一晩過ごす話。
「君が俺を夢中にさせたんだ」
と歌う曲。
原曲も格好良いですけど、こちらのカヴァーも素敵ですよね。
2. Just A Splatter On The Windshield Of Life
↑YouTubeで探していたら、こんな動画も見つかりましたw
Dix Bruceというアーティストの楽曲。
SimCityで有名なMaxis(現在はElectronic Artsの一部)のPCゲーム『Streets Of Simcity』のBGM。
「俺は、彼女の人生というフロントガラスに張り付いた、虫けらの死骸なのさ」
「車のフロントガラスが、虫けらの死骸で見づらくなってる。でもワイパーで払う気にならない。俺みたいだから」
という論旨の曲。
牧歌的なイントロから、テンポが良くなっていくのが良いですよね。
3. Mordecai
アーティストはJosh Williams。
演奏していると鳥が飛んできて一緒に歌いだした曲として有名です。
Mordecaiとはユダヤ人の名前です。
ユダヤ人といえば、キリスト教世界の嫌われ者。故郷を追われたさすらいの民。
そんな放浪の人Mordecaiが時折立ち寄るのをうたった曲です。
また、「こんな良い人がキリスト教徒じゃないなんて……」と言われて「ユダヤ教もキリスト教も、同じアブラハムの神に祈ってるんだぜ」と返すなど、歌詞も非常に現代的で面白いです。
4. Me And John And Paul
The Grascalsというアーティストの楽曲。
仲良し三人組のことを歌った曲。
「僕とジョンとポールは、君が見てきたなかでも最高の仲良し三人組さ」と歌います。
こちらで軽く紹介していますが、YouTubeの動画についたコメントも興味深いですね。
アメリカらしさが垣間見えるというか。
5. In Hell I’ll Be In A Good Company
アーティストはThe Dead South。
恋人だか奥さんだかが死んでしまって、「俺も地獄で佳き人と一緒になるのさ」と歌う曲。
Ex. 天才子どもブルーグラスバンド:Sleepy Man Banjo Boys
年少なのにとんでもない演奏を披露してくれる三人組、Sleepy Man Banjo Boys。
YouTubeの紹介文によれば、次の通り。
まだ16にも満たないミゾーニ家の三兄弟ジョニー、ロビー、トミーは、ブルーグラスのアール・スクラッグスよりはロックンロールのブルース・スプリングスティーンが有名なニュージャージーに生まれ育ちましたが、小さい頃から兄弟でブルーグラス音楽のカバー演奏をはじめ、自分たちで作曲もするようになりました。フィドル、バンジョー、ギターでリード役を入れ替わりながら、それぞれキーの違う眩いばかりの3曲を演奏します。
なお、この動画の公開日は2013年になっていました。
現在はどれだけ上手になっているのでしょうか。