The Monkees の Day Dream Believerで英語学習[歌詞・和訳]

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[歌いやすさ]易
[表現の難しさ]基本(高校)

現代日本人なら必ず聴いたことのある曲。
コンビニでも日本語でカヴァーされたのが流れてますよね。

歌いやすい曲ですが、歌詞は抽象的で解りづらい。
でも、実はこれ、「お金がなくっても幸せに生きれるよ」と歌ってるんですね。

ちなみに日本語カヴァーは、亡くなった母親のことを歌う、まったく別の歌詞をあてたらしいです。

1.The Monkeesとは何者か

1960年代、THE BEATLESが大ヒット。
この波に乗ろうとして、米国のテレビ番組が動き出します。
オーディションで人を募ってグループをつくりました。
それがThe Monkeesです。

こういうメディアミックスは、当時としては珍しかった模様。
「商業主義だ。そんなのホントの音楽じゃない!」
と批判されたそうです。
今ではすっかり普通になりましたけどね。

2.歌詞

[1]
Oh, I could hide ‘neath the wings
of the bluebird as she sings
The six o’clock alarm would never ring
But it rings and I rise,
wipe the sleep out of my eyes
My shavin’ razor’s cold and it stings
ああ 羽根の下に 隠れることができたらいいのに
彼女が歌うような 青い鳥の 羽根の下にね
6 時の目覚ましは 鳴ることなんかない
だけど 目覚ましは鳴り 僕は起きて
眼をこすって 眠気を掃いて払う
剃刀の刃は 冷たくてチクチクするね

[2]*
Cheer up, Sleepy Jean
Oh, what can it mean
to a daydream believer
and a homecoming queen
元気出せよ 寝ぼすけジーン
ああ それがいったい何だっていうんだ
夢追い人と
学園祭の女王にはね

[3]
You once thought of me
as a white knight on a steed
Now you know how happy I can be
Oh, and our good times starts and end
without dollar one to spend
But how much, baby, do we really need
かつて 君は僕のことを 思ってた
白馬の騎士だって
今は 僕がどんなに幸せか 君は知ってる
ああ 僕らの素敵な時は 過ぎていく
1ドルだって使うことなしに
でも本当は、ベイビー、一体どのくらいのお金が要るんだろう

[4]
Repeat*

3.英語表現

<覚えると便利な表現>
・I could hide
(隠れることができたら良いのに)

<使えるとカッコイイ表現>
・think of~ / think about~
(~を取り巻く状況について考える / ~自身について考える)

<外国の文化>
・homecoming queen

第[1]段落

Oh, I couold hide
(ああ 隠れることができたいいのに)
‘neath the wings of the bluebird
(青い鳥の 羽根の下に)
as she sings

(彼女が歌うみたいな )

I could hide

仮定法過去。いわゆる反事仮想です。
現実と異なることを言うとき、時勢がひとつ昔にズレるんです。

*I can hide(隠れることができたいいのに)
 ↓
I could hide(隠れることができたらいいのに)

[注) 「*」は非文(不適切な文)を表しています。]

‘neath the wings of the bluebird

‘neath は beneath のことです。
頭のbが発音されなかったんですね。

beneath:~の下に

as she sings

as:~のように

she(彼女)が指す内容はは、次の2つが考えられます。
・「I」のパートナーの女性
・「the bluebird」のこと

ですが、「彼女」は「羽の下に隠れる」ことを歌っているので、人間である筈。
というわけで、パートナーの女性説を採りました。

The six o’clock alarm would never ring.

would never ring

wouldの捉え方がポイントです。

ヘタレは、このwouldは仮定法過去(反事仮想)だと判断しました。
「目覚ましは鳴らない(と思いこんでる)」が和訳。

理由は、すぐ下の一文。
“But it rings and I rise”(でも目覚ましは鳴って、目が覚める)
とあるので、それと対比された訳になる筈。

「6時の目覚ましはいっこうに鳴りそうにない」
「でも、とうとう目覚ましは鳴って、僕は目を覚ます」

とすると収まりが良いですね。

第[2]段落

・to a daydream believer and homecoing queen
(夢追い人と 学園祭の女王にはね)

homecoming queen

多くの人が「お?」と思ったのではないでしょうか。
「Homecomingとは何ぞや?」と首を傾げた筈です。

Homecomingとは、卒業生のやってくる学園祭のこと。
米国の高校や大学では、卒業生を呼んでフットボールの試合やダンスパーティなどのイベントを開催します。
たっぷり1週間ほど行うそうです。

Homecoming King/Queenとは、その年の卒業生から選ばれた優秀な生徒(男女ひとりずつ)のことだそうです。

第[3]段落

You once thought of me
as a white kinght on a steed

・Oh, and our good times starts and end
(ああ、僕らの素敵な時は 過ぎていく)

our good time satars and end
(僕らの素敵な時は 始まって終わる)
 ↓
(僕らの素敵な時は 過ぎていく)

と解釈しました。

think ofと think about

think of~:~のこと(そのもの)について考える
thinka bout~:~(を取り巻く状況)についてあれこれ考える

thinkの代わりにcareを使っても、同じような違いになります

care of you(あなた自身を心配する[体調など])
care about you(あなたについていろいろ心配する)

というのも、

of:~そのものについて[同格]
about:~について[話題の対象]

といった意味を持つからです

as~

様々な意味を持つasですが、今回は次の意味。

as:~として

なので、

think of O as ~:Oを~だと考える

となります。
以上から、

You once thought of me as a white knight on a steed
(君はかつて、僕を白馬に乗った騎士だと思ってた)

となります。

4.歌い方

特に難しい箇所はありません。
聞こえたとおりに歌ってみてください。
歌えるようになったら、今度は歌詞を覚えてみてください。

カラオケにも必ず入っていますから、気持ちよく熱唱しましょう!

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コメント

  1. 下里 梨花 より:

    初めまして、コメント失礼致します。
    英会話講師、また英語の歌を 演奏しながら公共機関で教えている者です。
    この歌を、受講生にリクエストされて 歌詞の訳をしてみましたが、躓いております。

    Oh, and our good times start and end
    without dollar one to spend
    But how much, baby, do we really need

    の部分ですが、私はいまひとつ意味が分からず
    Native のサイトを検索しましたが
    現在の状況で このカップルは「貧乏で困っている」
    “without dollar one to spend”
    ”But how much, baby, do we really need?”
    「一体、幾らお金って要るんだろう」→ 「本当にお金は大事なのか、お金がなくても幸せなんじゃないのか」
    というようなコメントが 多々ありました。

    「ああ 僕らの素敵な時は 過ぎていく
    1ドルだって使うことなしに」
    という訳は どう考えても違和感があります。

     ”Jean” という名前も、女性名もあり、男性名でもあり、
    彼女を励ましているのか、自分を鼓舞しているのか?
    という意見もありました。

    どう思われますか?
    抽象的すぎて、解説にとても困っております。
    ご意見をお聞かせ下さい。m(_)m

    1. ヘタレ より:

      論点は
      [1]Jeanが誰を指すか
      [2]”Oh, and our good times start and end” “without dollar one to spend” “But how much, baby, do we really need”の解釈について
      ということでよろしいでしょうか。

      >[1]Jeanについて
      歌詞の解釈は聞き手の自由なので、どちらでも良いと思います。
      詩ってのはそういう文学ですし。

      と言っては元も子もないので、個人的な意見を述べますと、Jeanは旦那(あるいはボーイフレンド)の方だと思います。
      登場人物は[A]Daydream Believer と[B]Homecoming Queen の二人。
      そして歌い手は[A]の方だと判断できますので。
      ですので、自分を励ましているのではないかなと思っています。

      >[2]について
      問題の歌詞ですが、
      [a]Oh, and our good times start and end without dollar one to spend.
      [b]But how much, baby, do we really need?
      の二文であると判断して解釈しました。

      直訳すると
      [a’]ああ、僕らの良い時間は、1ドルもなしに、始まっては終わっていく
      [b’]でも、ベイビー、本当は僕らはどれくらい必要とするんだろう
      ですよね。

      それを
      [a”]ああ、僕らの良い時間は、1ドルも(使うこと)なしに、始まっては終わっていく(=過ぎていく)
      [b”]でも、ベイビー、本当は僕らはどれくらい(のお金を)必要とするんだろう
      と解釈したものです。

      ですので(お金が無くっても幸せそうなので)、[b”]はいわゆる反語表現として捉えることができます。
      「本当にお金は大事なのか、お金がなくても幸せなんじゃないのか」という解釈は非常に納得のいくものだと思っています。

      >「ああ 僕らの素敵な時は 過ぎていく
      >1ドルだって使うことなしに」
      >という訳は どう考えても違和感があります。
      とのことですが、どう考えられたのでしょうか。
      ご自身の解釈と、そしてどの部分にどう違和感を抱いたのかについて併せてコメントいただければ、具体的な話ができると思います。

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