Chuck BerryのRoll Over Beethovenで英語学習[歌詞・和訳・カタカナ]

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[歌の難易度]
[表現のレベル] 基本(高校)

ロックンロールの開祖、Chuck Berryの名曲です。
今回紹介するのは、THE BEATLESによるカヴァー版。
歌詞もちょっとだけ違います。

歌うのが困難な曲です。
“Don’t you step on my blue suede shoes”なんかは「ドンチュ 魚臭いシュー!」って聴こえません?

1.どんな曲か


初期のロックンロールらしい歌詞ですね。
ラブソングでもなければ、小難しいことも言わずに、
「ロックしようぜ」
「ベートーヴェンをぶっ飛ばそうぜ」
ってひたすら歌ってます。
このノリが良いのがすべて!みたいなトコがたまりません。

いくつか歌詞の和訳にてこずった箇所がありました。
第[7]段落で
“And dig these rhythm and blues「R&Bにハマろうぜ」”と言っています。
digは「掘る」の他にも、俗語で「好んでいる、高く評価する」という意味があるので、この訳を採りました。

R&R(ロックンロール)を歌った曲なのに、なぜR&B(リズム・アンド・ブルース)なの? と思うかもしれません。

それは、R&Bから生まれたのがR&Rだからです。

最初のR&Rは、ゴスペルをしていた黒人のミュージシャンがR&Bと融合させて作った、ノリの良いダンス曲でした。
つまり、R&B+ゴスペル=R&R

だから「(この新しい)R&B(であるR&R)にハマろうぜ!」と言ってるんですね。

2.歌詞


[1]
Well gonna write a little letter
Gonna mail it to my local D.J.
It’s a rocking little record
I want my jockey to play
Roll over Beethoven
Gotta hear it again today
ちょっとした手紙を書いて
地元のDJに送ってやろう
ロックしてる ちょっとしたレコードを
いつものDJにかけて欲しいのさ
ベートーベンをぶっ飛ばせ
今日もまた聞きたいのさ

[2]
You know my temperature’s rising
And the jukebox blows a fuse
My heart beating rhythm
While my soul keeps singing the blues
Roll over Beethoven
And tell Tchaikovsky the news
ご覧のとおり 俺は熱くなって
ジュークボックスは ヒューズを飛ばして
俺のソウルは ブルースを歌う
ベートーベンをぶっ飛ばせ
チャイコフスキーにも教えてやろうぜ

[3]
I got a rocking pneumonia
I need a shot of rhythm and blues
I think I caught it off the writer
Sittin’ down by the rhythm revue
Roll over Beethoven
We’re rockin’ in two by two
ロックの肺炎にかかったぜ
R&Bの注射が必要だ
作曲家から取り上げなきゃ
音楽ミュージカルの隣に座り込んでるヤツからね
ベートーベンをぶっ飛ばせ
二人一組になってロックするぜ

[4]
Well if you feel it and like it
Well get your lover and reel and rock it
Roll it over and move on up
Just trifle further and reel and rock it
Roll it over
Roll over Beethoven
A rocking in two by two
もしも 気に入ったのなら
恋人を連れてきて リールしてロックして
ロールして 動き続けようぜ
もっとロールして
ベートーベンをぶっ飛ばせ
二人一組になってロックするぜ

[5]
Well early in the morning
I’m a giving you the warning
Don’t you step on my blue suede shoes
Hey diddle diddle
I’ll play my fiddle
Ain’t got nothing to lose
Roll over Beethoven
And tell Tchaikovsky the news
さて 朝早くから
お前に警告してやるんだけど
俺の青いスウェードの靴を踏むなよ
あらよっと 拍子をとって
バイオリンをかき鳴らす
失うものはないぜ
ベートーベンをぶっ飛ばせ
チャイコフスキーにも教えてやろうぜ

[6]
You know she wiggles like a glow worm
Dance like a spinning top
She’s got a crazy partner
Oughta see them reel an rock
Long as she’s got a dime
The music will never stop
見てのとおり あの娘は火照った芋虫のように身をよじって
コマみたいに踊ってる
イカれたパートナーと一緒になってね
見なよ ロックをリールしてるんだ
あの娘が10セント硬貨をもらうまで
音楽は止まらないぜ

[7]
Roll over Beethoven[5x]
And dig these rhythm and blues
ベートーベンをぶっ飛ばせ[×5]
R&Bにハマろうぜ

3.英語表現


[1]
jockey:競馬のジョッキー、運転・操作する人
Beethoven:ベートーベン

[2]
Tchaikovsky:チャイコフスキー(読み方はチャイカフスキ)

[3]
pneumonia:肺炎
shot:注射
revue:風刺的なミュージカル、バラエティー、ショー
two by two:2つずつ、二人ずつ

[4]
move on up:move on(どんどん進む)とmove up(上へ移動する)を合成した語?
reel:(意図などを)巻き取る、(魚などをリールで)巻き上げる、よろめく、目眩がする ※ここではRock And Roll(特にroll)にかけたダジャレでこの語を選択したと思われます。
rock:ロックする
roll:回転する ※ここではRock And Rollの一部としてこの語を選択したと思われます。
trifle:粗末に扱う、からかう、冷やかす、(時間・お金を)浪費する、些細なもの、少量・少し
further:いっそう

[5]
diddle:打楽器を片手で二回連続して打つ、<俗>セックスする、<俗>マスターベーションする
fiddle:バイオリンを弾く、フィドル(フォークやカントリーにおけるバイオリンの呼び名。クラシック音楽では蔑称)

[6]
wiggle:(身体の一部が)小刻みにくねくね動く
glow:白熱する、(顔や体が)紅潮する・ほてる、(幸福や満足感で)熱くなる・暖かくなる
spinning top:こま
outghta:=ought to(~すべきである、~する義務がある)
long as:=as long as~(~な限り)
dime:密告する、<米>10セント硬貨、ほんのわずかの金額、<米俗>美しい女性

not pay a dime to:たとえ10セントでも~に払わない
with no dime:文無しである
get off the dime :動き出す、働き始める
on a dime:(10セント硬貨のような)狭い場所で

[7]
dig:掘る、つつく、埋まっているものを掘り出す、<俗・古>=を高く評価する、<俗・古>深く理解する、to pay attention to、like、admire、to bring to light or out of hiding(cf.dig up facts)

4.歌い方


[1]
Well gonna write a little letter
ウェル ゴナラタ リトレタ
Gonna mail it to my local D.J.
ゴナメリ トゥマ ロカディジェーイ
It’s a rocking little record
イッツァ ロッキン リトレコー
I want my jockey to play
ウォンマ ジャーキ トゥプレイ
Roll over Beethoven
ロルロバ ベイトーベン
Gotta hear it again today
ガタ ヒアリゲン トゥデイ

[2]
You know my temperature’s rising
ユノマ テンパチャーズ ライジン
And the jukebox blows a fuse
アザ ジュークボーックス ブローザ ヒューズ
My heart beating rhythm
マハー ビティ リズ
While my soul keeps singing the blues
ワマ ソー キピ シィギィングザ ブルー
Roll over Beethoven
ロローバ ベイトーベン
And tell Tchaikovsky the news
アン テッチャ カッスキ ザニューズ

[3]
I got a rocking pneumonia
アガッタ ロッキンニュモーニャ
I need a shot of rhythm and blues
アニ ショッブ リズマブルース
I think I caught it off the writer
シンカ コティ オフザ ライタ
Sittin’ down by the rhythm revue
シッティン ダウバザ リズム リビュー
Roll over Beethoven
ロルロバ ベイトーベン
We’re rockin’ in two by two
ウィ ロッキニ トゥーバイトゥー

[4]
Well if you feel it and like it
ウェリヒュ フィーリッ ライキッ
Well get your lover and reel and rock it
(ウェ)ゲッチュァ ラバラン リーレン ロッキッ
Roll it over and move on up
ロリロバラン ムーボンナッ
Just trifle further and reel and rock it
ジャス ツァフ ファザラン リーアン ロッキッ
Roll it over
ロリロバ
Roll over Beethoven
ロローバ ベイトーベン
A rocking in two by two – Ooo
ア ロッキニ トゥーバイトゥー

[5]
Well early in the morning
(ウェ) アーリ インザ モーニン
I’m a giving you the warning
アマ ギビニュザ ウォーニン
Don’t you step on my blue suede shoes
ドチュ サパマ ブルースウェイシューズ
Hey diddle diddle
ヘイ ディド ディド
I’ll play my fiddle
アイ ペイマイ フィド
Ain’t got nothing to lose
エゴ ナシトゥルーズ
Roll over Beethoven
ロローバ ベイトーベン
And tell Tchaikovsky the news
アン テッチャ カッスキ ザニューズ

[6]
You know she wiggles like a glow worm
ユノシ ウィザイカ グローワー
Dance like a spinning top
ダンサカ スピニタップ
She’s got a crazy partner
シガッタ クレイジー パートナー
Oughta see them reel an rock
オウタシ リールアンロー
Long as she’s got a dime
ロガ シガッタ ダイム
The music will never stop
ザ ミュジックウィル ネーバスタップ

[7]
Roll over Beethoven[5x]
ロルロバ ベイトーベン
And dig these rhythm and blues
(アン) ディッグジー リズマンブルース

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